意識して感じる②

さて、昨日のつづきです。
 
別のからだのトレーニングで
ある先生にうかがった
感覚について。
 
「えんぴつの重さを手ではかってください」
といわれたら、どんなふうにしますか?
 
手のひらにそっとのせて、
重さを感じようとする方が
多いのではないでしょうか
(わたしはそうでした)。
手の力を抜けば抜くほど、
えんぴつの重さを感じられるはずです。
 
では、えんぴつをぎゅっと握ってみてください。
えんぴつの重さ、感じられるでしょうか?
力が入った手のほうに、意識がいきませんか?
 
えんぴつの話は、
からだの力を抜けば抜くほど、
感覚は鋭くなっていく、
わかりやすい例だったのですが、
お話を聞いたとき、
加藤俊朗先生の著書の一節を思い出しました。
 
ちょっと長いですが、引用しますね。
 
 
 ◎<感覚の仕組み>
  からだの内外の状態を知るために感覚はあります。生体は生きていく
 ためにつねに感覚というアンテナで自分を調節、制御しているのです。
 (中略)感覚受容器と神経がともに正常の時にだけ、正常の感覚が得られ
 ます。感覚受容器を興奮させるものを刺激といい、感じ取ることができる
 最低の刺激の強さを閾値(いきち)といいます。
 ①閾値が低いものほど鋭敏です。
 ②閾値が低いと、弱い刺激で感じ取ることができるのです。
 ③閾値が高いものほど鈍感です。
 ④刺激が持続すると次第に感度が低下してくることがあります。
 
  そして、内臓(胃、腸ほか)にも感覚があります。
  満腹感、空腹感、吐き気、尿意、便意のほか、深部感覚(骨、筋、腱、
 関節)とよばれるものです。からだの深い部分の緊張感、痛感、心地よさ
 もまた感覚とよびます。
 
 『呼吸が<こころ>と<からだ>をひらく』(加藤俊朗著、春秋社刊)より一部を抜粋
 
 
最初、本を読んだとき、「閾値(いきち)」の意味が
わかるようでわからないような、という感じだったのですが、
えんぴつの話を聞いたときに、
あ、このことか、
とものすごく納得がいきました。
 
(つづく)
 
 
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