外と内がぐらぐら揺れて/呼吸は自己観察のテクニック/修行からたのしみへ!

諏訪は、ようやく昨日から、
ときどき晴れ間が見えるようになりました。

長野は、おおむねどの地域も晴天率が高いとは聞いていて、
たしかに、ここ1年見ている限りでは、
天気予報が雨でもくもりになったり、
くもりだったけど晴れたり、
ということが多いです。

なかでも諏訪は、諏訪湖があることによって、
またちょっとほかとは違うようで、、、

諏訪湖周辺だけぽっかり晴れたり、霧が出たり、
標高が770mということで雲も低くて、
なんだか毎日、空がドラマチックなんです。

天気といえば、先日の大雨で、
諏訪は町中の一部が冠水しまして、
隣の岡谷市では土砂災害の事故も起こりました。

いつもレッスンのための場所を借りているのも
岡谷市ということもあり、胸がキリキリします、、、。
たいへんな思いをした方、
現在進行中の方もいらっしゃるかもしれませんが、
こころよりお見舞い申しあげます。

わが家はトイレが流れにくくなったのと、
お風呂を数日我慢した程度でしたが、
諏訪湖や近くの川が結構ギリギリまで水位があがり、
高速も鉄道も止まり、あちこち通行止めで、
数日、なかなか緊張感のある時間をすごしてはいました。

一方で、個人的には
7月に起きたいろんな毒出しや解放を
振り返ったり掘り下げたりしているタイミングでもあり、
そういう意味では、外側と内側とがリンクしていたともいえ、
ぐらぐらと揺れ動く日々でもありました。

最近、『真実への旅』という本を読了したのですが
(配信を担当している、服部みれいさんの「声のメルマガ」内で
紹介されたものです!)、
主人公が「覚醒するための修行ツアー」に出るという
いわゆるどスピな物語で、、、
(こういった本が大好きです!)

この本の中では、自我についてあれこれ書かれていて、
すごく印象的な部分をぜひシェアしたく、
ものすごくざっくりお話させていただくと、、、

わたしたち人間を構成している「からだ」は、
肉体以外の複数のもので構成されていて、
なかでも、自我(エゴ)という機械は、
アストラル体、エーテル体、メンタル体とよばれる、
3つの霊的なからだで構築されているのだそう。

これらは秩序だった指揮系統があって、階層があるのですが、
多くの人はその階層が乱れ、
3つのからだに必要なエネルギーに過不足があったり、
逆流していたりするから、人生がうまくいかないのだ、と。

主人公は、自分のからだの中の流れをよき状態にするべく、
修行を重ねていくのですが、
この修行の柱となるのが「自己観察の行法」なんですね。

起きている間中、ずっと行う、「我を忘れる」とか「夢中になる」状態じゃなく、
常に冷静に自分をモニターしている、、、
くわしくは、ぜひ本を読んでみていただきたいですが、
(古本しかないと思いますが、読みやすく、おすすめです!)

呼吸法って、まさに自己観察のための具体的なテクニックだと
わたしは感じています。

最初はレッスンの間だけの実践が、
慣れていくことで、レッスン以外の時間にも呼吸が整い、
自己観察もできるようになり、
その時間が1日の中でどんどん増えていく、、、
という状態を目指しています。

本の中では修行をテーマに話がすすんでいきますが、
もう「修行」ということばは卒業した身としては、
呼吸も自己観察も、「たのしい」をベースにすすめられたらな、と!

何を持って「たのしい」のかも、人それぞれかとは思いますが、
うーん、なんだろうな、、、
切実に結果を追い求めていくというより、
その行為自体を、遊びのようにたのしむ姿勢のほうが
長続きするのかなあ、と。

まあ、呼吸法をするのがたのしくてしかたがない!
という人は稀有かもしれませんが(笑)
わたし自身は、呼吸法を行っている間は、
気持ちいいなあ、ずっと続けられるなあ、、、
という感じではあります。

ひとりでやっていると、
雑念がたくさん起きてくることがあって、
そういうときは、なにか少し軸がずれているんだろうと観察しながら続けると、
終わったころにはすっきりしているな、、、と。

ここしばらく内的な動きが多くて、
浄化だなと思えることもいろいろ起こりましたが、
あらためて思うのは、
自分が見たもの、聞いたこと、感じたことで、
引っかかる人・もの・ことは、すべてクリーニングの対象だな、
ということです。

これまでにつくりあげてきた「自我」という名のフィルターを通して、
勝手に対象物や人を見て、怒ったり泣いたりしているわけです。

フィルターに引っかけているのは自分で、
引っかけなければ、相手は目の前をスルーするだけで、
つまり、相手は関係ないんですよね、、、

そうなると、なにごとも100%自分の責任で、
人のせいにはできなくなります。
自己観察がすすむと、
どうにもこうにもこの視点に立たざるを得なくて、
逆にいえば、誰かや何かのせいにしているうちは、
自分じゃなくて違うものを見ているのかなあ、、、

内的な動きがすすんだのは、夏至からつづけている、
ジャーナリングあらため、かんさつ日記のおかげでもあります。

そう、もうひとつ、
自己観察のたのしい点をあげるなら、
自分を知っていくことでしょうか、、、。

呼吸の師匠である加藤俊朗先生は、
よく「本心良心」の話をしてくれましたが、
はたして自分の本心って、、、?
自分のことなのに、
まだまだわからないことだらけです。

本心良心は、一点のくもりもないこころのことだと
わたしは受け取っていますが、
まずは、無知な自分、できない自分、ダメな自分、ポンコツな自分を受け入れて、
まっさらなところに立つことで、
自分を知る旅がようやくスタートするのかなあ、、、

自分を知る旅が終わることはありません。

以前は、その「終わらない」という意味あいを息苦しく感じていましたが
(慣れ親しんだ修行感、、、、)
どうせ終わらないのであれば、
ゴールを目指したり、続けようと努力する必要もないわけで、
ただただやればいいのかも、、、! 

さらに、観察フィルターが習慣となったら
徐々に自動的に作動するようになるわけだから、
どんどん息苦しさは減りそうです。

もうね、すべての修行をたのしみへ、、、!
どんどん変換していきます!

写真は、大好きなタムくんのキャラクター、マムアンちゃんの帽子。
ひとめぼれして、色違いで求めたほど気に入っています。

先日、これをかぶって、できたばかりのすてきな
カフェ&コインランドリーに行きましたら、
店主の方に声をかけていただきました!

ひとしきり話したあと、ざくろヨーグルトを飲んでいたら、
店主がパソコンをもって近づいてきて、
マムアンちゃんが出ているMVを見せてくれて。

大きめ音で聞かせてくれた映像は、
くるりの「琥珀色の街、上海蟹の朝」。
さながらショートムービーのようでした、、、!

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