「ゆるむ」から「活かす」へ/春分のメッセージ

東京にいたころ、
呼吸レッスンのテーマにしていたのは
「ゆるむ」でした。

諏訪にきてからは、
まず暮らしをととのえることが最優先ダ!
と、しばらくレッスンはお休みするつもりでしたが、
テーマについては、つらつら思っていたんです。

絶対変わるでしょう、だとしたら何? と問いかけると、
すぐに、「活かす」というワードが浮かびました。

このテーマというのは、自分自身の反映でしかなくて、
とにかく今まで、何よりも誰よりも、
自分がゆるみたかったんだと思うんです。
そのための方法を模索して、実践して、またトライして、
というのを、みなさんとご一緒にやってきました。

ここ数年の目標だった、
自然に囲まれた場所に引っ越す、ということをようやく実行し、
レッスンも第二章、大きく変容していくなあと思ったとき、
「あ、もう“ゆるむ”は初期設定にしよう!」
とすごく自然に思いました。

初期設定がとても大事、
そして設定はいつでも変えられる、、、
プリミ恥部さんがおっしゃったことばが
ふとおりてきました。

ポイントは、
実際にどこまでゆるんでいるかはさておき、
という点です。

毎度おなじみ、
「自分に厳しい自分」がふと顔を出し、
「おいおい、本当にゆるんだのかい??」
とツッコミを入れそうになるも、見事にスルー。
(あ、うまくいった!  と自分をほめてみたり)

一生かかったって、
「ゆるむ」というテーマを掘り下げきる、
なんてことはないのです。
もちろん、一生このテーマを掘り下げ続けてもいい、
だけど変えたっていいんだなって。

今のわたしにとって、「ゆるむ」「ゆるめる」ことは、
レッスンのデフォルトであり、ベースだから、
テーマを変えるというより、
潜在意識に取り込んでしまう感じかもしれません。

いま興味があるのは、
ゆるんだからだとこころを、
日常でどう活かし、使っていくか。
意識化したいのはそこかなあと。

どんなにすばらしい知恵を知っていても、
知識だけじゃ意味がない。
日常でいかしてなんぼ! 
実践上等!
そのあたりはこれからも変わりません。

散歩や足湯ばかりしていたこの7か月を、
最近よく振り返り、感じてみていますが、
ひとつは諏訪という土地になじむため、
もうひとつは五感を養う(取り戻す?)ため、
だったのかな。

諏訪湖周辺を散歩するたび、
「引っ越してきました! よろしくお願いします!」
と、何度も一方的にごあいさつし続けているような感覚があったのですが、
花火に照らされたり、全面凍ったり、海のように波立つ諏訪湖や、
湖畔でさまざまにあそぶ鳥たちを見るにつけ、
かなり双方向になったような気も、、、!

「五感」とは、この春分タイミングで
やってきたメッセージでしたが、
今年に入ってあるかたのセッションを受けてから
「嗅覚」が気になっていた流れで、
4月からアロマの勉強をはじめることにもなりました!

正直いうと、これまで香りというものに
強い興味はありませんでした。
香りの好き嫌いがはっきりしていて、
「好き」の範囲があまりに狭かったから、、、。
(子どもみたいな鼻というか、、、)

でも、それこそ、この地にきたからこそのご縁があり、
この方になら学びたいという出会いがあって、
トントンときたその波にのることにしました。
今はもう、たのしみでなりません!!
あたらしいレッスンも生まれそうな予感、、、

そうそう、諏訪もだいぶあたたかくなってきて、
4月になったら近隣での呼吸レッスンをはじめたいな。
ただいま準備中ですので、
ご縁あります方は、ぜひいらしてくださいね。