響きあう声/Celestial Festivalの体験

数年前からときどき、ピーター・バラカンさんの
バラカンビートを聴いております。

とはいえ、それほどしょっちゅう
聴いているわけではないのですが(どっちやねん)、

パラッパッパッパ、パッパッパ~♪
っていうジングル聞くと
条件反射でウキウキするぐらい、からだにはなじんではいて、
音楽ってすごいなと、あらためて思う次第です。

だいたい仕事中に流し聴きしているんですが、
何がいいって、選曲はもちろん(音楽のことはわかりませんが)、
ピーターさんの英語を話しているような日本語の響きが
たまらなく好きです。

先日、撮影でご一緒したモデルさんが、
はじめましての方だったので、
ロケバスの中でごあいさつがてら、企画の説明がてら、
話しかけましたら、
あら、寝起きかしら、と思うほどけだるそうな話し方で。

でも、すぐ気づきました。
彼女は海外で暮らした経験が長かったんだ!って。
いや、早朝集合だったので、
実際眠かったんだとも思いますが(笑)

英語のような日本語がなんとも耳に心地よく、
生バラカンビート、、、、、、
とか、こころでつぶやきながら、
会話もそこそこに終えましたら、
やっぱり彼女はすぐに眠りまして、
若いっていいな、とか思ったりして(もはや母さん目線)

ラジオの話に戻りますと、
ピーターさんが著名人の話題をするとき、
~さんて言わず、~と呼び捨てにするところも
なんかカッコいいなっていうか、
クールな感じがして心地いいです。
(~さんて呼ぶこともあるので、たまたまかもですが)

もはや音楽以上に、
ピーターさんご自身の声の響きを音色として
からだでたのしんでいるといった感覚があるのかも。

それで思い出したのが、
5/25にCosmic  Wonderで行われた
Celestial Festivalのこと。

星の坊主さま、ふぇみにゃん、服部みれい、Jue and Anoa
の4組によるコラボレーションのイベントで、
お話したり、詩を朗読したり、音を奏でたり、
それはそれは、さまざまな表現をこころゆくまで堪能させていただいたのですが、
一番最後に、星の坊主さまの先導により、全員で声を出したのです。

確か、地球の音を声にしてみよう、ということだったと思います。
ちょっとの恥ずかしさを乗り越えて、
あーーーー、といって、坊主さまの合図でぱっと止める。
それぞれが好きな音階で音を出したのですが、
途中、あがったりさがったりするリズムの人もいれば、
ひとつの音階のままの人もいて、
要はぐちゃぐちゃだったわけです。

人によっては不協和音のように聞こえたかもしれません。
でも、このぐちゃぐちゃこそ多様性であり、
まさに地球そのものだよなとか思ったら、
わたしにとっては全然耳障りじゃなくて、心地よささえ感じたし、
どんと来い! という気持ちにもなりました。

Cosmic  Wonderという特別な場所で、
よく声が反響するスペースでもあって、
とにかく気持ちがよかったし、
自分で出した音と外側からの音とに、からだが鳴っているようでした。
みなさん、外側のフィルムがはがれたのか、
終わったあとルっとしたお顔をしてたのも印象的。

声については、わたしのなかで唐突に浮上してきた
ホットなテーマなのですが、
それまでこの体験を忘れていて、、、
忘れていたいうより、眠っていた感覚なのですが、
それがいきなり浮上してきたとき、はーっ! ってなりました。
宝物を見つけた感じで

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