諏訪にきて、日常的に車に乗るようになりましたが、
わたしにとっては、まだまだ特別感があります。

もともと車の運転は好きで、
18歳になってすぐに免許を取りにいった口ですが、
こんなに車と距離が近くなったのははじめてです。

たのしさ、ときどき緊張感、、、
便利、ときどき面倒くさい、、、
を行ったり来たりする日々ですが、
車という個室で、ラジオを聞いて大笑いしたり、
好きな歌を熱唱したり、がとても新鮮でたのしいです！

諏訪湖のまわりを運転しながら、ふと我に返り、
「どうして今わたしはこんなに毎日、
諏訪湖のまわりをぐるぐるしてるのかしら、、、」
と愉快さがこみあげてくることもあります。

実際、昨年の今ごろは、
今の自分を想像さえしていなかったわけで、、、

時間には過去も未来もなくて、
「今」しかないとはよく聞いていましたが、
こういうことかと肌で感じています。

時間については、以前なにかで、
並木良和さんもおっしゃっていて、
過去・現在・未来は一直線のようだけど、
「今」という瞬間が続いているだけだ、
というようなお話をされていました。

今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今

連打してみましたが、
文字というより模様のよう（笑）
一直線の、今の道。

よくよくみると、
文字同士はくっついているようで、少し離れています。
一直線の道のようでいて、今という瞬間がつらなっているだけ。

コンピューターで描いた絵は、拡大すれば画素の集まりだし、
わたしたちの体も、つきつめれば原子の集まりです。

並木さんはたしか、
わたしたちには常に無数の選択肢がある、
「今」がいやだったら、別の「今」を選べばよくて、
それはとても簡単なことだ、
ともおっしゃっていたと思う。
そんな簡単なわけがない、と思い込んでいて
できない（選ばない）人が本当に多いんです、とも。

これまた文字にするなら、

今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今今
　　　　　　　　　　→チェンジ今今今今今今今今今今今今今

って感じかしら、、、
（途中で別の「今」を選んだのを
ビジュアル化したかった、、、、、）

もとい、別の「今」を選ぶということは、
あらたな時空を選ぶことだともいえそうです。
その簡単さを選ぶ自分を許しさえすれば、
ばっと一瞬で、まばたきをする間に
変わってしまうんだと思う。

日々いそがしくしていると、
この今と今がくっついてしまったり、
今と今が重なったり、ということが起きてきます。

もともとバラバラで動きやすかった今が、
前後くっついたりして、くっつきが長くなればなるほど重いし、
風通しも悪いし、居心地も悪い。

呼吸って、そんな今と今の間に
すきまをあける方法なんです。
もっといえば、
もともとあいているすきまに気づく方法、かな。

すきまがあれば、ひと息つけます。
ひと息つけば、余裕ができます。
余裕ができたら、よりよい今を選べます。

今のビジュアル化がうまくいったかどうかはさておき、
風通しのいい湖畔のドライブは最高に気持ちがいい！
ということには、賛成していただけるかな、
と思っています。

☆６月の呼吸レッスンは、
6/5（土）、10（木）、26（土）に開催します
くわしくはこちらへ！