毎月ひとつ、自分のからだのことで、
テーマを決めています。
今月は「胸を開く」です。
整体では、からだのしくみや力学を学ぶと同時に、
からだづくりもしています。
学びといっても、実践がほとんどなので、
手の感覚を養うなど、
からだに覚えこませている感じ。
からだづくりのほうも、少しずつ少しずつ、
からだをつくり直している感覚です。
その中で、呼吸器がひとつ大きなテーマとして、
自分のなかに浮かび上がってきています。
呼吸器は、腰とも関連性があるため、
呼吸器がよくなると、腰もよくなる、
ということですね。
加藤メソッドの呼吸はおなかで行いますが、
胸が開くと腰の入り方も変わり、
深い呼吸を引き出してくれます。
呼吸のためにも、すごくいいのです。
というわけで、「胸を開く」をテーマに、
いろんな体操を実践中ですが、
日常のなかでできる、すごく簡単なこともあるんです！
それは、胸と腕のつながりを意識すること。
意識する、というとむずかしく聞こえるでしょうか。
たとえば、腕というのは、
肩先からはじまっていると思いがちですが、
関節を通じて、からだの前面にある鎖骨とも、
背面にある肩甲骨ともつながっています。
このつながりを意識して腕を動かすと、
鎖骨や肩甲骨も一緒に動いているのを感じられるはず。
腕と鎖骨、腕と肩甲骨がつながっていることなんて、
ふだんあまり意識しませんよね？
つながった場所には気がめぐり、ボカポカしてきて、
自転車に油をさしたような感じに。
これを、胸にまで広げていきます。
たとえば、腕を使うとき、
腕から肩、胸郭（胸をぐるりと囲む、かごのような骨）、
肩甲骨、背中までつながっているのを意識します。
これだけでも、胸が少し開き、呼吸がラクになるはず。
わたしは、自転車に乗っているとき、
包丁で野菜を切るときなんかも、
これを応用していますが、
からだの使い方がすごく変わりますよ。
ぜひ、試してみてくださいね！
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11/12（土） 13：30〜14：30
11/23（水・祝） 13：30〜14：30
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