呼吸が好きなわけ

5/29に、松井歌織さんあらため、榎本かおりさん(あたらしいお名前になりました!)の
「歩いていける宇宙船」というイベントに出演させていただきます。

かおりさんとご一緒するのはこれで4回目となりますが、
いつもと逆で、わたしがゲストでお邪魔する立場なので、ちょっとドキドキ、
いや、結構ドキドキしています。

つらつらと、何をお話しようかナーと思ったりしながら、
そもそもわたしは呼吸の何が好きなんだっけ、と問いかけてみると、

からだの調子がいい、こころが軽くなる、頭がすっきりする、
判断が早くなる、集中力があがる、結婚もしたしね、、、
と、現実的なよかったあれこれは、いくらでも出てきます。

でも、ひとつにしぼらず放置していたら、ある日の呼吸レッスンで目をつぶった瞬間、
「あ、これだ!」ってわかりました。

目を閉じて暗闇になったとたんにおとずれる静けさ、穏やかさ、
肌に伝わってくる凛とした空気、、、

ことばで説明するのはむずかしいのですが、
目をつぶった瞬間、暗闇がおとずれるのと同時に、
世界がどこまでも広がっていく感じがあって、
やわらかい空気が自分を包み、まわりに人がいる気配はあるんだけれど、
ひとりでもあって、守られている感じが、とにかく心地いい。

そこにある空間、時間、ムード、すべてのものが、
わたしはほんとうに、こころから好きなんだな、だから呼吸を続けているんだなって。

呼吸が好きな一番の理由が、こんなにも感覚的な部分だなんて、
自分でもまったく思わなかったし、なにかの参考になる気も
まったくしないのですが、もう少し自分を掘り下げてみると、、、

自分はなんでも頭で考える癖があり、左脳ばかり使っているタイプだと認識していたので、
まず、感覚の領域で感じたことが一番だというのはちょっと意外でした。

諸行無常ということば通り、すべては変わり続けるものだし、
であれば、自分を構成する要素もどんどん入れ変わっているのかも。
だとしたら、「左脳人間」だという思い込みはもういらないのかもしれません。

感覚の領域で発せられるものというのは、直感であり、こころやからだの声であり、
インチャの声ともいえるのかも。

いずれにせよ、感覚の領域を優先させられる今の状況は、
今までで一番、自分で自分を信頼しているとはっきりいえますし、
とても幸福なこと、、、!
呼吸のおかげだなと感じています。

「歩いていける宇宙船」でも、時間の許す限り、
いろんなお話をシェアしたいなって思っています。

◎呼吸レッスン
・6月  連続クラス@表参道(リピートの方もOK!)
第1回 6/9(土)10:00~11:30
第2回 6/16(土) 10:00~11:30
第3回 6/30(土) 10:00~11:30
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