旅から戻った日、久しぶりに自分の布団で眠ったら、
どーんという感じの、深く長い眠りがやってきて、こんこんと寝続けました。
旅のいろいろを消化すべく、眠っている間にからだの調整が行われたのかも、、、?
なんて思っていますが、さてどうなんでしょうか。
家のまわりにはまだだいぶ雪が残っていて、道路のあちこちが凍結していて、
車や自転車はもちろん、歩くのさえ、ひと苦労。
こりゃ雪が降ったときは大変だったろうなあ、、、と、
今さらながらに考えたりして。
旅に出ていた数日は、雪かきなどできませんでしたから、
うちの駐車場の入り口だけこんもりしていて、雪の下半分は凍っている模様、、、
遅ればせながら、雪かきならぬ氷かきをしたのですが、
思うようにはかどりません。
上のほうの雪はラクラクすくえますが、氷の部分はなかなか割れない、、、。
スコップの先でちょっとずつ、氷の薄いところから亀裂をいれていくと、
ある瞬間、亀裂同士がつながって、ガバッと氷がはがれます。
最初は全然できなくて、そのうちコツがつかめて無心でがしがしやっていたら、
雪もこころもおんなじだな、と思えてきました。
積もったあと、すぐに雪かきすれば簡単なのに、
ほうっておくと、日があたらないところだけ雪が残り、そのうち凍結して、
ちょっとやそっとじゃ動かせなくなる。
駅までの道を歩いていくと、すっかり雪がない道と、
路面が見えないほど凍結している道とがあって、
太陽のあたり具合の違いもありますが、
あきらかに雪かきがされた場所と、そうでない場所があるのに気づきます。
同じ条件なら、少しでも人の手が入った道のほうが、
溶けるのも早いような気がして、氷を蹴りながら歩いたのですが、
雪や氷がこころなら、スコップの役目は呼吸が担います。
最初は軽い雪を払いながら、呼吸に少しずつ慣れて、自信をつけたら、
いざ、核心の氷の場所へ。
呼吸でちょっとずつこころの中の氷を削って、穴をあけて、亀裂を入れて、
ある瞬間で思い切りはがします。
雪かき同様、やるときは無心がいいですね。
集中力も高まるし、何も考えずにただやるほうが楽しいです。
さて、わが家の雪かき(氷かき)はといえば、、、
わたしの頼りない雪かき音を家の中で聞いていた夫が、
こりゃアカンと思ったのか、結局ほとんどやってくれて
(岐阜出身なので結構慣れていたらしい)、
わたしはやわらかいところだけやらせてもらいました!
そうか、氷(こころ)がかたすぎたら、人の手を借りたらいいわよね、
と、都合よくまとまったところで(笑)
雪かきの話を終えたいと思います。
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