実践編①でも少し書きましたが、
この『呼吸のノート』(加藤俊朗著 サンガ刊)、
「毎日ふりかえりを書く」というのが、続けていくうえで、すごく大切です。
わたしは、左ページには通常の日記を、
右ページには呼吸にまつわるふりかえりを、書いていました。
書くときに決めたことは、
・必要な分量だけ書く
( 夏休みの日記とか、きっちり余白を埋めるタイプ、、、ムダな完璧主義!)
・何を書いてもいい
(うしろ向きなことを書いてもいいけど、事実を書く。幽体離脱して自分を見る感じで。自分を責めない、批判しない)
呼吸の前後、あるいは時間の経過のなかで、大きな変化を感じた場合や、
なにか気づきなどがあると、いくらでも書くことがありますが、
そうじゃない日もあります(むしろ、そういう日のほうが多いかも?)。
変化も気づきもないを感じられないとき、
わたしは感覚に注目するようにしました。
おなかがやわらかく動いているかどうか、
丹田の場所、大きさ、深さはどう感じるか、
肛門周辺の筋肉のかたさ・やわらかさ、動きはどうか、
呼吸をしている間に雑念が浮かぶかどうか、、、、
朝顔の成長記録みたいなものですね。
今日の様子を記しておけば、後日、違いを比べるときに、とても役に立ちます。
ただ、「感覚」というのは主観的なもの。
朝顔みたいに目に見える変化じゃないので、
慣れないと感じにくいかもしれません。
でもそういう方こそ、この「毎日の記録」が、
あとで大きな力を発揮するのです、、、(ほんとですよ)!
個人的には、「通常の日記と呼吸日記を並行して書く」がミソかな。
日記をつけている人は結構いると思いますが、
呼吸やからだに特化して、毎日記録をつけるというのは、
案外してないんじゃないかしら?
両方の記録をつけることで、
日常と呼吸(からだ)が精妙にリンクしていることがわかるし、
呼吸のこと書いていると、日常での発見が頭に浮かんだり、
その逆もあります。
丁寧に、丁寧に、自分の内側を観察する癖が、
自然とついていきます。
(つづく)
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