少し前になりますが、
夜遅くにテレビをつけたら、
詩人・岩崎航（わたる）さんの特集をやっていました。
岩崎さんとは面識がないのですが、
処女詩集『点滴ポール〜生き抜くという旗印』
を刊行されたナナロク社のみなさんとは
仲良くさせていただいて、
最初のご本が出る前に、岩崎さんのお話をうかがったのでした。
岩崎さんは、
５行詩というスタイルで詩を書いています。
詩にうといわたしがいうのもなんですが、
これが岩崎さんのことばと、すごく相性がいいのです。
ぐぐっと迫ってきたかと思えば、
すぐ隣で寄り添ってくれるようだったり、
こころのふちをえぐられるようなことも、、、。
処女詩集に「病牀六尺」ということばが出てくるのですが、
テレビで描かれていた岩崎さんの生活は、
まさに現代の「病牀六尺」そのもの。
呼吸は人工呼吸器で行い、
何をするにも人の手を借りずにはできない、
岩崎さんの生活が、いったいどれほどのものなのかは、
想像するに余りあるのですが、
その映像やことばには、
岩崎さんの作品の自由さ、雄大さ、繊細さのかけらが、
散りばめられているような感じがしました。
テレビを見て、２作目、
が出ていることを知り、さっそく購入。
ここ最近のテーマ「感受性」についても、
共感できるところやはっとすることばがたくさんあり、
とにかく圧倒されました。
こころや意識で、
世界はどこまででも広げていけるんですね。
エッセイを読んで、また詩集に戻ると、
見え方が全然変わります。
読んだあと、からだの奥の奥から
むくむくと力がわいてきました。
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＊呼吸レッスン@代々木八幡クラス
７/18（祝・月） 10：00〜11：00
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（呼吸レッスン70分、ティータイム20分）
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