『サーカスナイト』を読んで

近ごろ、よしもとばななさんの
『サーカスナイト』という本を読んでいます。
 
お盆にアイリーンさんとのトークイベントがあって、
久しぶりにばななさんにもお目にかかって、
サインもいただいた、記念のご本。
 
小説は読みはじめると止まらないので、
たのしみに取っておいたのですが、
読みはじめたら、やっぱり止まらない(笑)
ぐいぐい読みすすめています。
 
ばななさんのお話には、不思議な能力をもつ人が
出てくることが多いのですが、
今回は、主人公の女性が「ものと話す」能力をもっています。
 
もちろん、わたしにはない能力ですが、
話せる人がいても、ぜんぜんおかしくないなと思っているし、
ある日突然、猫がすくっと2本足で立って、
話しだすこともあるじゃないかと思って、
わが家の猫たちには、一生懸命話しかけています(笑)
 
そのおかげか、オス猫のほうは、
呼ぶと「にゃー」と返事をしたり、
しっぽをふったりするようになりました。
メス猫は、、、だいたい無視です(笑)
聞こえてはいるけど、しっぽなんてふらないわよって感じ。
いかにも女子っぽいですよね。
 
ものと話す、自然と話す、動物と話す、、、
 
もっと自然と調和して暮らしていた時代の人なら、
そんなことは、自然にできたんでしょう。
 
でも、その前に、今の自分に必要なことは、
「自分と話す」ということかも。
 
ほんとうの気持ちを見て見ぬふりをしたり、
からだが悲鳴をあげているのに聞こえないふりをしたり、
もっとひどいときは、自分の気持ちにさえ気づけない、、、
あるいは、声の出し方を忘れてしまった、、、
など、自分をないがしろにしていることが
(しかも無意識に)多いなあと思います。
 
頭で考えずに、からだで感じたことを信じる。
数秘術「7」のわたしには、
自分を信頼するというのが大きな課題なのですが、
まさに日々、その課題がいろんな形でやってきます。
 
なんだか、本の筋からだいぶ離れてしまいましたが、
ものと話す女子の物語を読みながら、
まず自分は、自分としっかり話す能力を高めよう!
などと思った次第です。
 
余談ですが、この本のカバー絵や、
カバーを取った表紙の柄も、とてもすてき!
 
さて、物語はもうすぐ佳境です。
 
 
 
*レッスンのおしらせ
 10月は、すべて基本クラスです。
 10/3(土)10〜11時 
 10/7(水)19〜20時
 10/17(土)10〜11時 
 10/28(水)19〜20時
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