たとえば、足と腰のこと

八ヶ岳にきています。
 
すごくいい天気で、標高が高いので日差しも強いのですが、
空気はひんやり冷たくて、全身の皮フが呼吸している感じ。
 
今年のはじめに取材させてもらった、蓼科のハーバールノート・シンプルズにも
あそびにいってきました。
ハーブとアロマテラピーがずらりと並び、一歩お店に入った瞬間、まずは香りで癒され、
ハーブティーをいただいて、からだの中から清められて、、、。
 
前回は窓の外が雪景色だったのですが、蓼科は今が桜の盛り。
思いがけなく花見をたのしみました。
 
庭にも緑や花がずいぶんと増えていて、店主の萩尾エリ子さんに、
庭をぐるっと案内してもらいながら、育てやすいハーブのことなどうかがいました。
 
「すみれならほっといても増えるし、サラダなんかに入れてもいいのよ。
 タイムなら3年ぐらい、いけるわね。
 このハーブも、アニスみたいな香りがするのよ。ほら!」
 
植物に愛された、緑の指の人のことばは魔法ですね。
土とハーブと花、山、空気、水、、、、
目の前にある自然すべてが、一瞬にして、細胞まで浸透していったような。
 
エリ子さんの店の庭を歩くと、足の下の土がふっかふかなことに気づきます。
気持ちがよくて、歩くだけで元気になりそう。
 
ふと、以前、仕事で登山をしたときのことを、思い出しました。
 
撮影しながら、丸2日間歩いて下山して、アスファルトの道に出たとたん、
足がガクガク、ブルブル。
大げさにいってるんじゃなく、一歩すすめるたび、
足の裏の振動がピキピキッ、ビキビキッと全身に伝わっていって、
最後の最後、とてもきつかった、、、、。
 
そう思うと、ふだんアスファルトの道路を歩きまくっている足には、
相当な負担がかかっているでしょうね。
 
整体では、足(足首)の負荷は、膝→股関節→腰へと伝わっていく
という見かたをして、症状の原因がどこにあるのか、探っていきます。
 
たとえば、足の使いすぎ(歩きすぎ)で腰痛になることもあれば、
逆に、腰痛が逆の経路をたどって足首に到達し、よく転ぶようになることも。
膝が痛いというのも、実は腰に原因があったりします。
 
まさに、自然は先生。
八ヶ岳の土が、昔の記憶を一瞬にして引き出し、
頭とからだをつなげてくれました!
 
ひとまず、むずかしいことはヌキにして、
「ふかふかの土に足が喜んでいる!」
ということに気づいたら、その感覚を最大限に感じるだけでオッケー。
 
まずは、気づく/感じることがスタート地点です!
 
 

◎呼吸レッスン・連続クラス
<あとわずか! 三鷹deレッスン vol.9(少人数)>
第1回 5/14 (日) 12:30~14:00
第2回 5/28(日) 12:30~14:00
第3回 6/4 (日) 12:30~14:00
→詳細はこちら
 
◎呼吸レッスン・単発クラス
/14 (日) 10001100 @代々木八幡
/21(日) 10001100 @千駄ヶ谷 
5/28(日) 10001100 @千駄ヶ谷 
6/3(土) 10001100 @千駄ヶ谷 
6/11(日) 10001100 @代々木八幡 
6/18(日) 10001100 @八幡山 
6/25(日) 10001100 @千駄ヶ谷
→詳細はこちら 
 
◎『人と料理』に掲載していただきました!
5/2発売、写真家・馬場わかなさんの作品集『人と料理』(アノニマ・スタジオ刊)で、
食とからだにまつわるインタビューと写真を掲載していただきました。