いまつくっている本が、
そろそろ校了という段にきています。
本の顔である表紙をどうするか、
最終ページの著者プロフィールや発行日ほか
大事な情報の確定など、
全方位に気を配る必要があり、
なかなかの緊張感がつづきます。
そういえば先日、
友人が包丁をといでもらうというので、
職人さんの仕事を一緒に眺める機会がありました。
1本の包丁をとぐのに3種の砥石を使い、
最後に革で磨くのだそう。
「包丁をとぐには、豚とか荒い革がいいんですよ」
と職人さん。
どの革が荒いとか、考えたことなかったな、、、
そういえば、紙やすりの目も
荒いとか細かいとか、ありますね。
包丁とぎでいうなら、
今の本づくりの段階は、
包丁を革で磨きはじめたぐらいでしょうか。
「荒いほうがいい」というそのわけは、
うかがってないのでわかりませんが、
本づくりにも言えるかもしれません。
本づくりの最終段階ともなりますと、
細部をこまかく磨くというより、
細部は気にしつつも、
トータルでバランスしているかどうかのほうが
ある意味、大切かもしれないから。
さまざまな人の立場の視点で、
細部と全体を見ていくことが必要なのです。
(できているかどうかはさておき、そうありたい、、、、、、)
いかにも朴訥な職人さんは、
さまざまな仕事の名言をときどきつぶやきながら、
包丁をとぐ手をまったくとめずで、
ほれぼれしました。
「荒いほうがいい」理由、今度きいてみようっと。
さて、先週は呼吸レッスンでした!
あゆみ食堂の軽食つきというスペシャルな回の
第二回目だったわけですが、
おかげさまで満席でした!(といっても少人数です)
先月からレッスンを再開したところで、
信頼できる友人の店などに
ご案内を置かせてもらったりしていますが、
お店やお客様の様子をうかがうにつれ、
コロナウイルスとの向き合い方も、
本当に人それぞれなんだな〜とあらためて感じました。
「呼吸法」なんてもう、
今こそ役にたつ知恵なわけで、
今こそトライしていただきたい! という気持ちがムンムンですが、
それも、自分が「安心」を感じられていればこそ、です。
もしご自身のなかに、「不安」や「恐れ」などがあると、
いくらからだやこころにいいことをしても、
プラス・マイナスゼロ、
あるいはマイナスにふれることも、、、(がーん!)
不安の原因がはっきりしていれば、まだよいのですが、
漠然とした不安だとやっかいです。
とにかく、まずは不安や恐れを自覚する。
次に、からだを動かす(呼吸はここの段階かな)。
どっちもできないときは、寝る・休む!
(テレビやネットは消して、ね)
わたしにできるのは、できる限り場を整えて、
「安心」を持ち帰っていただくこと。
きてくださる方がいる限りは、
たんたんとレッスンをつづけていきますね!
次回のレッスンは、6/26(土)11時から。
宇宙タイミングな方は、ぜひ!