台風一過ですが、
みなさまの地域はいかがでしたでしょうか?
外は暴風雨で、何度かサイレンも聞こえましたが、
わが家の猫たちは意外と平気そうで、
こわいだろうから一緒に寝ようかと寝室に連れて行くも
すり抜けて行ってしまい、
きょうだいで大運動会にいそしんでおりました。
人間は、風の音が気になりすぎて眠れないという、、、
翌日は寝不足でしたけれど、そこで思い出したのが、
冷えとりの開発者の進藤義晴先生のことば。
冷えとりをすると、
「睡眠、食事、排便にクヨクヨしなくなる」というものです。
(くわしくは『万病を治す冷えとり健康法』をご覧ください~)
たしかに、翌日はめちゃくちゃ寝不足でしたが、
特に何か困るようなことはありませんでした。
おそらく「睡眠が足りない!」という意識が大きければ大きいほど、
からだにも大きく作用するんでしょうね。
食事についても、不調のときに意識の違いが如実に出るなと思います。
わたしは調子が悪くなると、「食べない」という選択をします。
数日食べなくてもぜんぜん平気で、
どれだけ熱があがってくれるかがたのしみで、
1時間ごとに熱を測るという(それもちょっとおかしな反応ですが、、、)。
夫を例にあげると(ごめんよ)、夫も基本「食べない」のですが、
「食べないとフラフラになる」という意識がどこかにあるので、
数日経つとフラフラになってきて、
体温計みて熱があがったとわかると、
さらに「ふぅ、、、(クラクラ)」となる。
ちなみに夫も唯一、冷えとりはしていて、
この「ふぅ、、、(クラクラ)」も、
以前は「ふぅ、、、(クラクラクラクラクラクラ)」で、
「食べないと力がでない」みたいなこともよく言ってました。
それが、「食べない」っていうところまで来たのは
すごいなーって見ていて思います
(ちなみに夫婦でも強要はしないです〜。意味ないし。
ささやき女将のようにつぶやくことはありますが 笑)
でも、子どものころから染み込んでいる観念っていうのは強固ですね。
わたしは、一応お世話もしながら、
(え、まだまだイケるでしょ)とか思いながら見守っていますが、
わたしにも同じような恐れがあるから、
この「ふぅ、、、(クラクラ)」が現れているんだろうな、
とも感じています。
まだまだ手放していけますね!
ちょっと話はそれましたが、冷えとりに戻りますと、
この春からずっと、
『冷えとりスタイルブック』というムックをつくっていまして、
いろんな方の取材をさせていただきました。
この本は、9年前に出た
『冷えとりガールのスタイルブック』の続編的なものなのですが、
わたし自身も冷えとり歴10年で、またこの本を作ることになり、
ものすごく発見が多いし、メッセージがいっぱいです!
「睡眠、食事、排便にクヨクヨしなくなる」は
健康のめやす十四か条のひとつなのですが(『万病~』に載ってます!)、
冷えとりも、つまるところは「こころの冷え」にいきつきます。
そのとき、自分自身とどう対峙するかが肝なんですよね。
自分を観察し、認め、受け入れ、余分なものをそぎ落とすことが
冷えをとることにつながっていく、、、
そのプロセスは呼吸もまったく同じだし、
武道もスポーツも、ほかの健康法にも通づると思っています。
「同じ」というのは、本質をとらえているという意味で、
表現方法が違うんだと思うんですね。
楽器の演奏だって、ピアノがあればバイオリンもあって、
弾きながら歌うという方法だってあるわけだし、
「わたしはコレ!」という、なにかピンときた、相性があうものを
とにかく実践すればいいですよね。
実践、実践!
とにかくこれに限ります!
『冷えとりスタイルブック』は佳境も佳境なのですが、
前号よりページも増えるし、めちゃめちゃ充実していますよ!
まだできてないのに気が早いですが、
冷えとりしている方、興味あるという方には、
ぜひ見ていただきたいです。
特に前号を読んでいただいてる方には、
らせん階段をあがっていくかのような、細部のバージョンアップも
たのしんでいただけるはず!
呼吸レッスンのほうはといえば、
久々にコラボをやりたいと思っています!
みなさん大好きなあの人と♡
近日中におしらせしますね~。