ケガ派か病気派かといえば、完全にケガ派です。
(そんな派閥があるかどうか、わかりませんが、、、)
幼稚園のころ、交通事故にあったのを皮切りに、
自転車とバイクでぶつかったり、スキーで足を折ったり、
大人になってからも、たびたび自転車で転んでおり、
まわりの親しい人にはよく知られている、恥ずかしいほどのケガ遍歴。
このたびも、久しぶりに派手に自転車で転倒しました、、、
ところで整体では、ケガも、もとをたどれば原因はからだの不調にある、
という見方をすることがあります。
たとえば足首をひねって転んだ人のからだをみてみると、
呼吸器に疲れがたまって前屈姿勢になり、腰が落ちてさがり、
バランスを取るために膝を曲げて歩き、膝が痛くなり、足首にも大きな負担が
かかっていることがある。
この場合、転んだ原因の大元は、呼吸器の可能性が高いですね、となります。
こうして見立てるには、相当な数の臨床例を経験しないとですが、
今のところわたしは、はー、すごいなあと、
ただただ、このすばらしいからだのシステムに感嘆するばかりです、、、
わたしの場合、ケガが多い一番の理由は不注意がすぎることですが、
幼少のころの事故は、少なからず影響している気がしています。
からだの左右のバランス、上半身と下半身のバランス、下半身全体の造りなど、
気になるところはいろいろあって、こういった歪みは整えなければいけないものだと、
ずっ思い続けてきました。
今の整体を学んでよかったなと思うのは、からだというのは歪みを整えることが
正解ではない、ということ。
え! 歪みをとって、左右揃えなくていいの? と驚いたのですが、
そもそも歪みのない人なんて、まずいませんよね。
体の各部位が左右均等ということは、まずないし、
手や足の長さ・形だって違うし、
顔だって、縦半分に区切ってみると、左右で顔つきが違います。
これまで上手につきあって生きてきた体ですから、
そうなったプロセスを無視して、見た目だけバランスよく整えても、
使い勝手が悪かったりして、結局は元に戻ってしまったり。
からだを整えると同時に、原因を改善・解消するアプローチが欠かせない、
ということのようです。
もちろん、体が整体に近づいていけばバランスもよくなっていくわけですが、
でもそれは、結果的にそうなったということ。
つまり、からだの歪みを取るためにからだを整えるのではなくて、
からだを整えたら、からだの歪みもとれていった。
ダイエットするために食事制限をするのではなく、
食事を整えたら、結果ダイエットにもなった、みたいなことでしょうか。
後者のほうが、無理なく自然に添っているがめ、
元に戻るとか、リバウンドとか、そういうことは少ないはずです。
今回のわたしの転倒は、恥ずかしながら完全に不注意かなとは思うのですが、
それだけでもないのかな、とも思っています。
このへんはまだまだむずかしくてわかりませんが、
おかげさまで大事にはいたらず、ただ、ひきかけていた風邪が悪化し
(免疫が低下したのかな、、、?)、なんとも苦しい1週間でした。
このぐらいですんで本当によかったと感謝して、よく反省もして、
本気で自転車とのお付き合いの仕方をあらため、養生につとめます、、、
写真は、野原展示会にてお会いした、
星の坊主さまこと、こじょうゆうやさんと、イラストレーターのちこうゆみこさん。
みているとほんわかした気持ちになる、ナイスカップルなんです♪
◎呼吸レッスン
・7月 連続クラス@表参道(リピートの方もOK!)
第1回 7/1(日)10:00~11:30
第2回 7/8(日) 10:00~11:30
第3回 7/29(日) 10:00~11:30
(呼吸レッスン75分、シェアタイム15分)
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・基本クラス@原宿(リピートの方もOK!)
7/14(土)10:00~11:00
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