7日発売の『大人のおしゃれ手帖 4月号』(宝島社)にて、
「暮らし上手さんが考える『いい大人』のルール」という企画で、
料理家のたなかれいこさんと、モデルの我妻マリさんを、
「福島、3度目の春」という企画で、in-kyo の長谷川ちえさんを、
それぞれ取材させていただきました。
取材がはじまる前、担当編集のTさんから「いい大人」ってどんな人だと思う?
と聞かれました。
いい大人、、、、、って、どんな人なんでしょうか。
正直、わたしはあんまり考えたことなかったのですが、
みなさんはいかがですか?
わき出てくるイメージは、どれも「いい大人」というより、
「人としてどうありたいか」というもの。
「大人=成熟した人」ということなら、まあそれでもいっか!
と気軽に返したコメントが、素敵なみなさんに混じって、
扉ページに掲載されています。
よかったら、こちらもご覧くださいね。
さて、話を戻します。
取材のこぼれ話ということで、
まずは料理家のたなかれいこさんのお話を。
思い起こせば、15年前ぐらいに取材させていただいて以来の再会でした。
3年ほど前に出された『生きるための料理』(リトルモア)を書店で見かけ、
まず装丁に感銘を受け(料理の本なのに文字しか載ってないんです)、
中を見ると、写真もレシピも美しくシンプルで、腑に落ちるものばかりで、
2度に渡ってズキュン、、、!
(ちなみに続編の『腸がよろこぶ料理』も最高にいいです!)
れいこさんの所作は、ほんとうに無駄がなく、うつくしいのですが、
「気持ちいい」を追求していったらこうなったとおっしゃっていました。
からだの動きとか、アートとか、うつくしいものすべてに通づるものかも、
と思ったら、すごく納得いきました。
写真でご紹介したれんこんの蒸し煮、簡単なのにすばらしくおいしい!
(うちでも大成功!)
蒸した汁も大切なスープです。ぜひお試しを!
もう1人は、我妻マリさん。
伝説のモデルとして、山口小夜子さんと並び称され、
ファッションの世界で一時代を築き、いまなお現役でご活躍されています。
栃木に移住して9年経ち、なんとモデル歴50年、、、!
印象的だったのは、
「“年をとる”っていう概念は捨てたほうがいいわね」
というひとこと。
ただ自然なだけなのに、とおっしゃっていました。
そういえば、整体の先生も、更年期とか花粉症とか、
テレビなどであれこれいってるけどあれはよくないね、
といってたのを思い出しました。
更年期だとこうなるとか、花粉がバーって飛び散る映像とか、
すべてが恐れとして潜在意識に刷り込まれ、実際にそうなるのだそう。
潜在意識は、いいとか悪いとか判断しませんし、
潜在意識に入っていることが現実になっていきますから、、、
ポーズをとるマリさんのうつくしさたるや、ため息が出ましたが、
セーターが某ファストファッションのものだと聞いて、二度見しました(笑)
マリさんの、すてきに年を重ねていく秘訣、
ぜひ本誌でご覧ください。
こうして考えると、「いい大人」って「うつくしい人」でもあるみたい。
「うつくしい大人」を目指して!