いつもちょっとゆるんでいる

このホームページをはじめた3年近く前、
わたしがレッスンしていくうえで、一番のテーマはなにかな~と思ったとき、
浮かんできたのが「ゆるむ」ということでした。

からだをゆるめる、こころをゆるめる、、、

本を読んだり、人の話を聞いたり、いろんなレッスンに参加したり
(からだ系、こころ系、あやしい系、ゆるみそうなものはなんでも、、、!)、
ゆるみフェチといいますか、もはやこれは趣味の域ですが、
今でも続いている自分自身のテーマでもあります。

お伝えしている加藤メソッドの呼吸は、
「息をはく」だけ、吸うほうは意識しない、というもの。
はくだけの呼吸。

息をはく=ゆるむ、息を吸う=緊張 という構造で、
5:5のバランスがベストなのですが、最近この比率について仮説を立てていて、、、、

現代的な生活をしている人には、6:4とか7:3を目指すほうがいいのでは?
つまり、よりゆるんだ状態でいたほうがいいのでは、という仮説……

東京で生活をしていると、緊張する場面(ストレス)が
ほんとうに多いのを感じるんですよね。
仕事におけるストレス、通勤・通学のストレス、家族や友人、恋人との人間関係、
パソコン・スマホ・SNS特有の疲れ、、、

その一方で、暮らし全般はより便利に、からだ(特に下半身)を使わない方向になっていってて、
地味にジャブを打ってくる緊張や、突然バンとやってくる緊張に耐えられず、
片膝をつき、腰を落とし、ギリギリの姿勢でガードしつづけている、
みたいな人が本当に多い。

数値だともっとわかりやすいと思うのですが、
最初は5(ゆるむ):5(緊張)というベストな状態だったとして、
何かしら緊張(ストレス)がやってくるとバランスはくずれるわけです。

緊張(ストレス)なんて日常茶飯事、生きていたらそこら中にありますから、
本来、そんなにこわがることではないはずなんです。
4:6や3:7になっても、人には自然治癒力があるから、
ほっておけば、自然に5:5に戻る。

でも、今はこの自然治癒力が弱まっている人がほとんどだから、
なかなか5:5に戻らないわけです。
そのうちにまた衝撃がやってきて、4:6や3:7という不調の状態が普通になり、
人には耐性があるので、いつしかその状態に慣れてしまう、、、

5(ゆるむ):5(緊張)でいられたらベストですが、
6:4になれるなら、それもいいんじゃないかな、って。
いつもちょっとゆるんでるって、笑顔のイメージだし、余裕があっていいなあって。
どうなんでしょうか、この仮説、、、
しばらく検証していきたいなって思っています。

さて、よくのびているうちの猫(うづら、♂)。
夫が毎日のように、この形にのばしていたら、
何秒かキープできるようになりました(笑)

うづら先生、ゆるみの秘訣を教えてください!

◎呼吸レッスン
・7月 連続クラス@表参道(リピートの方もOK!)
第1回 7/1(日)10:00~11:30
第2回 7/8(日) 10:00~11:30
第3回 7/29(日) 10:00~11:30
(呼吸レッスン75分、シェアタイム15分)
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7/14(土)10:00~11:00
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