「気持ちいい」は宝物

すっかり桜も満開になりましたね!

わたしはといえば、松岡一哲さんの写真集『マリイ』が印刷なうで、
4月末の発売にむけての準備やら、そのあと予定している写真展の準備やら、
グッズ制作やら、イベント準備やらで、頭の中がてんやわんや、、、!

あれやって、これやって、、、と考えを広げていくと、
鼓動がどんどん激しくなっていくので、
そんなときはすぐに目をつぶって、ふぅ、、、と鼻から息をはき、
呼吸を整えています。

そう、アナタ! 
こんなときこそ、呼吸ですよ!
ここで使わずしていつ使うノッ!!

、、、いやでもほんと、
呼吸という究極の技を知っていてよかったです(笑)

呼吸といえば、先日、加藤メソッドの呼吸の3つのポイント
について、書きました。
おさらいをすると、

1 (鼻で)はく
2 おなか・丹田を使う
3 気持ちよく

なのですが、なかでも3が、
とりわけ大切じゃないだろうかと、最近よくよく考えています。

1と2は、すぐできない人もいると思うんです。
息をはくだけですよ、といっても、ふだんのクセで吸いたくなったり、
おなかをへこませる、といっても、おなかが動かなかったり、
丹田がイマイチわからなかったり、、、。
からだの状態によっても変わってきますが、
ほとんどの人がどれかに当てはまるといっても、いいすぎではないかも。

でも、3については、たとえからだがかたかろうと、息が浅かろうと、
「気持ちよく」感じられる瞬間があるはずです。
なぜなら、息をはけばはいただけ、
からだからは力が抜けて、ゆるむから。

忙しい生活を送っている人は、意識的にせよ、無意識にせよ、
たいてい感受性を殺して(そう、殺して!)生きていますから、
小さな変化には気づけないかもしれません。

それでも、たたみにゴロンと寝転んだ瞬間の解放感、
たたみの感触、たたみに全身を預けている感覚、
心拍が穏やかになる瞬間、下半身がどっしりする感じなど、
何かしら感じるものはあるはず。

「気持ちいい」という感覚は、からだとこころにとって宝物。
一瞬でもいい、小さくてもいいから、ぜひ、感じとってみてください。
自分は何をしたとき気持ちいいのか、
どんな瞬間に心地よさを感じるのか。

呼吸から得られる一番の効果は「リラックス」。
そのためには、とりあえず1、2はできなくたっていい。
小さくて見逃しがちな3の「気持ちいい」をどれだけ積み重ねられるか。
そこにかかっているのではないのかしら。

呼吸中に「気持ちいい」を見つけられるようになったら、
今度は日常生活でも見つけれるはず。
桜の花に目をやった瞬間、気持ちいい風がふいたとき、、、

呼吸法を日常でも活かすって、
そういう小さなことなんじゃないかなって思います。

◎呼吸レッスン
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第1回 4/8 (日)10:00~11:30
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