集中はリラックス

あいかわらず、ゆるむことについて考えています。

力を抜くって、ほんと、いちばんむずかしいこと。
ぬいてください、といって簡単に抜けるようなら、
レッスンになんてきませんものね、、、。

呼吸の「呼」は呼く(はく)=ゆるむ、
「吸」は吸う(すう)=緊張  で、  
「はく」と「すう」が5:5なのがベスト。

息をはく呼吸法(加藤メソッド)は、
つまるところ、ゆるむためのメソッドというわけなのですが、
一方で、呼吸法は集中力を高めるツールでもあります。
これが人によっては伝わりずらくて、、、

集中というと「緊張」の方向にとらえる人もいるのです
(以前、「ゆっくり丁寧な呼吸」を実践しようとして、
緊張が高まったという方もいて、ことばってむずかしいですね、、、)、

呼吸で目指す集中は、「リラックス」の方向です。

たとえば、集中を緊張方向にとらえる方は、
加藤敏朗先生のことばでいえば、
「一点集中」をされているのだと思います。
1点をめがけて、あらゆる方向から矢印が向かってくるイメージ。
ぐぐっと的を絞って獲物を狙う感覚なので、緊張が高まります。

リラックス方向の集中は、「一心集中」です。
ある1点から、外側に向かって矢印がいくつも伸びるイメージ。
矢印が外に広がっていくほど、からだもこころも解放されていきます。
(伝わりますでしょうか、、、?)

集中とリラックス、真逆のようですが、
「一心集中」が解放のイメージだとわかっていただけたら、
ぐんと実践しやすくなるはず!(イメージ、大事なんです!!)

リラックス方向の集中かどうかを自己判断するなら、
息をはく呼吸をしながら、解放感も得られているかどうか。

呼吸をしながら、どこかに無理があったり、がんばりすぎていたり、
痛いところがあったり、苦しかったり、という感覚が少しでもあったら、
一心集中は実現できません。

からだは常に変化しつづけています。
一心集中がむずかしい方は、
まず自分のからだをよく観察することをぜひ。

昨日に比べて、かたいのかやわらかいのか、重さはどうか。動きはどうか、
よくよく、感じてみてくださいね。

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