自分とセッション

先週末は、土曜は表参道で、日曜は三鷹で、
呼吸レッスンでした。

レッスンの途中、姿勢のチェックをして、
最後には感想を聞くのですが、
この2つは、わたしにとっては発見の連続です。

姿勢のチェックは座る呼吸の際に行いますが、
少しだけお背中を触らせていただくので、
目で見る以上にわかることがたくさんあります。

そのとき、感度のいい方は、ふっとゆるむことがあります。
わたしが的を定めた場所に、本人が呼吸をうまくあわせてくれると、
そのかたい場所に呼吸に入り、ゆるむということなのですが、
まさに「息があう」とそうなるわけで、共同作業なんですね。

土曜日のレッスンでも、姿勢のチェック時にうまく波長があった方がいて、
硬かった肩甲骨まわりがゆるみ、呼吸がよく入るようになったと、
最後の感想でおっしゃっていただきました。

姿勢のチェックは、「よい姿勢をからだで覚えてもらう」こと
が第一目的なので、
上記の「共同作業」は、今のところおまけの産物です。
今回の方は、もう何度もきてくださっていて、基本が身についている、
ということもあるのかもしれません。
共同作業はセッションですから、お互いの状態というのが、
大きく関係してきます。

最後の感想での発見というと、多くの方は、おからだの状態と話すこと(ご自分の認識)
が合致しているのですが、そうじゃない方もいて、それが興味深いです。

つまり、いうこととやることが一致してないわけですが、
ご本人は自覚がなく、もちろん悪気もなく。
おそらく、疲れがたまりすぎたあまり、
感受性が麻痺したからだができあがったのだろうと思います。
(わたしはそうでした、、、)

そこまで酷使ししてきたからだは、いきなりは元に戻りません。
(ええ、時間がかかりました、、、)
でももし呼吸してみて、相性がいいな、気持ちがいいな、
と少しでも思ったなら、
わからないことはそのままにして、
とにかく続けることをおすすめします。

これぞ、自分のからだと共同作業=セッション!
早くはじめるほどよくて、
やればやるほど感度があがり、
やり続けるといいことしかない(!)ことでもあります。

続けないと、積み重ねてみないとわからないことっていうのが
あるのです、、、!(断言)

呼吸はレッスンに参加しなくたって、自分でできます。
そこがいいところです。
加藤敏朗先生の『呼吸の本』にはCDがついてますから、
それで先生の誘導でやるのは、とてもとてもおすすめですよ!

◎呼吸レッスンスケジュール
・体験クラス@千駄ヶ谷(リピートの方もOK!)
1/20(土)10:00~11:00
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